最終更新日:2026年3月|編集部調査

転職後すぐ辞めたくなるのはよくあること?

転職後に「こんなはずじゃなかった」「前の職場の方が良かった」と感じる「転職ブルー」は珍しくありません。転職経験者の調査では、約30〜40%が入社後1〜3カ月以内に不安や後悔を感じた経験があると回答しています。

ただし重要なのは、「入社直後の感情」と「本当に辞めるべき状況」を区別することです。

「すぐ辞めるべき状況」vs「もう少し様子を見るべき状況」

すぐ辞めることを検討すべき状況もう少し様子を見るべき状況
労働条件が求人票・契約書と明らかに異なる仕事に慣れていないだけで不安を感じている
ハラスメント・違法行為が横行している職場の人間関係がまだよく分からない
健康を著しく損なう労働環境(月100時間超残業等)業務内容が思ったより難しく感じる
入社前に聞いた仕事内容と全く異なる配属前の職場と比べて「違和感」を感じる

転職後すぐ辞める前に試みること

①3カ月は様子を見る

新しい環境への適応には平均3〜6カ月かかると言われています。入社直後の「辛い・合わない」という感覚は、環境の変化によるストレス反応である場合も多いです。まずは3カ月間、状況を観察してから判断することをおすすめします。

②信頼できる上司・先輩に相談する

「辞めたい」という感情を一人で抱え込まず、直属の上司や先輩に業務上の疑問・不安を率直に相談してみましょう。相談することで職場の問題が改善されるケースも少なくありません。

③転職エージェントに相談する

「本当に転職を再考すべきか」「今の状況は改善可能か」を第三者視点で評価してもらうため、転職エージェントへの相談も有効です。

入社後すぐ退職する場合の注意点

  • 雇用保険:被保険者期間が短いと失業給付の受給資格が発生しないことがある。
  • 次の転職への影響:「数カ月で退職」の職歴が増えるため、説明が必要になる。
  • 社会保険の手続き:健康保険・年金の切り替えが必要。手続きは退職後速やかに行う。
  • 返却物・書類の確認:健康保険証・社員証・PC等の返却と、離職票・源泉徴収票の受け取りを確認。
衝動的な退職は避けること:感情的に「もう辞める」と即日退職するのは最もリスクが高いです。感情が落ち着いた状態で、少なくとも2〜4週間後の退職日を設定して手続きを進めましょう。
編集部コメント:転職後の後悔は多くの人が経験することです。「すぐ辞めるべきか」「もう少し頑張るべきか」の判断は難しいですが、健康・安全に関わる問題や契約違反がある場合は迷わず行動しましょう。転職エージェントへの相談は無料なので、気軽に利用することをおすすめします。

よくある質問(Q&A)

Q. 入社1カ月で辞めると次の転職に影響する?

A. 影響はありますが、理由が明確であれば挽回可能です。「なぜ短期で退職したか」を客観的に説明できるよう準備しましょう。

Q. 転職後すぐ辞めた場合、失業給付はもらえる?

A. 離職前1年間の被保険者期間が6カ月以上ないと、自己都合退職では失業給付を受給できません。前職分も含めて計算されます。

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