最終更新日:2026年4月|編集部調査

【重要】年の途中で転職した場合、前職の源泉徴収票を転職先に提出することで転職先で年末調整が行われます。源泉徴収票を提出しなかった場合や、年末時点で無職の場合は確定申告が必要です。

転職後の年末調整:ケース別の対応方法

ケース対応方法期限
年内に転職済み(前職の源泉徴収票あり)転職先で年末調整。前職の源泉徴収票を提出する11〜12月(転職先の指定日まで)
年末時点で無職(転職先未定)翌年2〜3月に自分で確定申告3月15日まで
年内に2回以上転職全ての源泉徴収票を集めて転職先で年末調整 or 確定申告3月15日まで(確定申告の場合)
副業収入が年間20万円以上ある転職先の年末調整に加えて確定申告も必要3月15日まで

転職先での年末調整の流れ

  1. 入社時:「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」を転職先に提出
  2. 11〜12月:転職先から「年末調整のための書類」が配布される
  3. 前職の源泉徴収票を提出:転職先の人事・経理部門に前職分の源泉徴収票を提出
  4. 年末調整の計算:転職先が前職分と合算して税額を精算
  5. 翌年1月:過不足分が給与に反映(追加徴収 or 還付)
注意:前職の源泉徴収票の提出期限を過ぎた場合や提出を忘れた場合は、確定申告で精算できます。還付金が発生する場合は翌年1月1日から5年以内に確定申告すれば還付を受けられます。

確定申告が必要なケース(転職者向け)

  • 年内に転職先が決まらず12月31日時点で無職の場合
  • 2ヶ所以上から給与を受け取り、年末調整が一方のみで行われた場合
  • 副業・フリーランス収入が年間20万円を超える場合
  • 医療費控除・住宅ローン控除(初年度)を申告したい場合
  • ふるさと納税のワンストップ特例の条件を満たさなくなった場合

確定申告に必要な書類

  • 前職・現職の源泉徴収票(全て)
  • マイナンバー(確認書類)
  • 各種控除証明書(生命保険・地震保険・医療費の領収書等)
  • 銀行口座情報(還付金の振込先)

読者の疑問Q&A

Q:確定申告を怠った場合はどうなりますか?

A:所得税が未納の場合、無申告加算税(最大20%)・延滞税が課されます。還付申告の場合は義務ではありませんが、還付金を受け取れなくなります。申告漏れに気づいた場合は速やかに申告しましょう。

Q:転職した年の住民税の支払いはどうなりますか?

A:住民税は前年所得に基づいて翌年6月から課税されます。転職初年度は前職の所得に対する住民税が発生します。転職先で特別徴収(給与天引き)の手続きをしない場合は「普通徴収」として自分で納付することになります。

Q:e-Taxで確定申告はできますか?

A:はい。マイナンバーカードがあればe-Taxによる電子申告が可能です。スマートフォンからも申告でき、還付金の振込が紙申告より早くなります。国税庁のe-Taxウェブサイトで手続きできます。

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