源泉徴収票とは?なぜ転職で重要なのか

源泉徴収票は、給与の支払い金額・天引きされた所得税額・社会保険料等を記した書類です。毎年1月以降に前年分が発行されます。

転職において源泉徴収票が重要な理由は、転職先での年末調整に必要だからです。年の途中で転職した場合、前の会社での収入と税額を転職先の会社に知らせることで、その年の所得税を正確に精算(年末調整)することができます。

源泉徴収票をもらうタイミング

通常は退職後1ヶ月以内に前職の会社から郵送または手渡しで受け取ります。法律(所得税法)では退職後1ヶ月以内の発行が義務付けられています。なかなか送られてこない場合は、前職の会社の人事・総務部門に問い合わせましょう。

転職先での年末調整の手続き

年の途中で転職した場合、転職先の会社での年末調整時(11〜12月)に前職の源泉徴収票を提出します。これにより、前の会社と現在の会社の給与を合算した年収で所得税が計算・精算されます。

提出しなかった場合:源泉徴収票を転職先に提出しないまま年末調整を行うと、前職の収入が考慮されず税額が不正確になります。翌年に追加徴収されることがあるため、必ず提出しましょう。

年内に転職先が決まらなかった場合(確定申告)

退職後に年内(12月末まで)に再就職しなかった場合、会社での年末調整ができないため、自分で確定申告を行う必要があります。確定申告の期間は翌年2月16日〜3月15日です。前職の源泉徴収票を使って申告します。

源泉徴収票を紛失した場合の対処法

源泉徴収票を紛失した場合は、発行した会社(前職)に再発行を依頼しましょう。会社側は再発行義務があります。前職の会社が倒産・廃業している場合は、税務署で「源泉徴収票不交付の届出書」を提出することで対処できます。

源泉徴収票の見方

源泉徴収票の主な記載項目と意味は以下の通りです。

項目意味
支払金額その年の給与・賞与の総額(額面)
給与所得控除後の金額給与所得控除を差し引いた後の金額
所得控除の額の合計額各種控除の合計
源泉徴収税額その年に天引きされた所得税の合計
社会保険料等の金額天引きされた社会保険料の合計

まとめ

転職時の源泉徴収票は年末調整・確定申告に不可欠な書類です。退職後に速やかに受け取り、転職先の年末調整に間に合うよう準備しておきましょう。紛失した場合は前職に再発行を依頼することができます。