転職時の健康保険の3つの選択肢
退職によって健康保険の被保険者資格を失います。次の会社の入社日まで空白期間がある場合は、以下の3つの中から選択します。
- 任意継続被保険者制度:前職の健康保険組合に最長2年間継続加入
- 国民健康保険:市区町村の国民健康保険に加入
- 家族の扶養に入る:配偶者などの健康保険の被扶養者になる
任意継続 vs 国民健康保険どちらが安い?
任意継続の保険料は、在職中の保険料(会社負担分含む)の全額自己負担となります(月収の約10%)。国民健康保険は前年の所得に基づいて計算されます。
任意継続の手続き方法
任意継続を選ぶ場合は、退職日の翌日から20日以内に手続きが必要です。期限を過ぎると申し込めなくなります。手続き先は前職の健康保険組合(または協会けんぽ)です。
- 必要書類:健康保険任意継続被保険者資格取得申請書・本人確認書類
- 保険料は2ヶ月分を前払いする場合が多い
国民健康保険への切り替え手続き
国民健康保険に加入する場合は、退職日の翌日から14日以内に住んでいる市区町村の窓口で手続きを行います。
- 必要書類:健康保険資格喪失証明書(会社から発行)・身分証明書・印鑑
- 退職後はできるだけ早く会社に資格喪失証明書の発行を依頼しておく
転職先が決まっている場合の手続き
転職先への入社日が退職翌日(もしくは1〜2週間以内)の場合は、中間の手続きを省略できるケースもあります。ただし、入社日まで少し期間が空く場合は必ず国民健康保険または任意継続の手続きを行いましょう。無保険期間中に病気・怪我が起きると、全額自己負担になります。
転職先入社後の保険証の受け取り
新しい会社に入社すると、通常は入社後1〜2週間以内に新しい保険証が届きます。それまでの期間は前の保険証(任意継続または国保)を使用します。新しい保険証が届いたら、前の保険証は返却または廃棄します。
まとめ
転職時の保険証の切り替えは「空白期間を作らない」ことが最重要です。退職日が決まったら速やかに任意継続または国民健康保険の手続きを行い、万が一の医療費リスクに備えましょう。