最終更新日:2026年4月|編集部調査

転職時の健康保険の3つの選択肢

退職によって健康保険の被保険者資格を失います。次の会社の入社日まで空白期間がある場合は、以下の3つの中から選択します。

  1. 任意継続被保険者制度:前職の健康保険組合に最長2年間継続加入
  2. 国民健康保険:市区町村の国民健康保険に加入
  3. 家族の扶養に入る:配偶者などの健康保険の被扶養者になる

任意継続 vs 国民健康保険どちらが安い?

任意継続の保険料は、在職中の保険料(会社負担分含む)の全額自己負担となります(月収の約10%)。国民健康保険は前年の所得に基づいて計算されます。

計算の目安:前年の年収が高かった場合は任意継続の方が安くなることがあります。逆に前年の所得が低かった(転職直前に収入が大きく下がった)場合は国民健康保険の方が安くなることもあります。両方の金額を比較してから選びましょう。

任意継続の手続き方法

任意継続を選ぶ場合は、退職日の翌日から20日以内に手続きが必要です。期限を過ぎると申し込めなくなります。手続き先は前職の健康保険組合(または協会けんぽ)です。

  • 必要書類:健康保険任意継続被保険者資格取得申請書・本人確認書類
  • 保険料は2ヶ月分を前払いする場合が多い

国民健康保険への切り替え手続き

国民健康保険に加入する場合は、退職日の翌日から14日以内に住んでいる市区町村の窓口で手続きを行います。

  • 必要書類:健康保険資格喪失証明書(会社から発行)・身分証明書・印鑑
  • 退職後はできるだけ早く会社に資格喪失証明書の発行を依頼しておく

転職先が決まっている場合の手続き

転職先への入社日が退職翌日(もしくは1〜2週間以内)の場合は、中間の手続きを省略できるケースもあります。ただし、入社日まで少し期間が空く場合は必ず国民健康保険または任意継続の手続きを行いましょう。無保険期間中に病気・怪我が起きると、全額自己負担になります。

転職先入社後の保険証の受け取り

新しい会社に入社すると、通常は入社後1〜2週間以内に新しい保険証が届きます。それまでの期間は前の保険証(任意継続または国保)を使用します。新しい保険証が届いたら、前の保険証は返却または廃棄します。

まとめ

転職時の保険証の切り替えは「空白期間を作らない」ことが最重要です。退職日が決まったら速やかに任意継続または国民健康保険の手続きを行い、万が一の医療費リスクに備えましょう。

編集部コメント:退職後の健康保険の切り替えは、退職翌日から14日以内の手続きが必要です。手続きを怠ると無保険状態になるため注意が必要です。転職が決まっていない場合は国民健康保険か、前の会社の任意継続のどちらが安いかを必ず比較しましょう。

よくある質問(Q&A)

Q:退職後の健康保険はどれを選べばいいですか?

A:①前の会社の任意継続(最大2年間)、②国民健康保険、③家族の扶養に入る、の3択です。保険料の安さで選ぶなら、任意継続と国民健康保険を計算して比較しましょう。一般的に前年所得が高い場合は任意継続が有利なケースが多いです。

Q:転職先が決まっているが空白期間がある場合はどうすれば?

A:入社まで1ヶ月以内なら国民健康保険の手続きをして入社後に切り替えるか、任意継続を選ぶかです。短期間のため国民健康保険でも大きな負担にはなりません。

Q:健康保険の切り替えをしないとどうなりますか?

A:無保険状態となり、医療費が全額自己負担になります。後から国民健康保険に加入した場合、さかのぼって保険料が請求されることも。手続きは退職翌日から14日以内に行いましょう。

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