最終更新日:2026年4月|編集部調査

【この記事でわかること】転職で複数の内定を獲得した後、辞退する際の正しいマナー・電話・メール例文を解説します。トラブルなくスムーズに辞退する方法を紹介します。

内定辞退は当然の権利

内定を辞退することは、法的に認められた権利です。内定承諾後であっても、入社日の2週間前までは原則として辞退が可能です(民法627条)。ただし、誠実に早めに伝えることが社会人としてのマナーです。

内定辞退のベストなタイミング

内定辞退は「決断したらすぐ」が鉄則です。企業側も次の採用活動を進める必要があるため、決断が遅れるほど迷惑をかけることになります。

状況辞退タイミング
内定通知を受けてすぐに辞退を決断通知から3営業日以内
他社の選考結果を待ってから判断結果が出次第、即日〜翌営業日
内定承諾後に辞退を決断決断したその日のうちに

電話?メール?連絡方法の選び方

基本は電話が先・メールは補足です。電話で辞退の意思を伝えた後、念のためメールでも記録を残すのがベストプラクティスです。

  • 電話が望ましいケース:内定承諾後の辞退・選考が最終面接まで進んでいた場合
  • メールのみでOKなケース:一次・二次面接段階での辞退・担当者が不在がちな場合

電話での内定辞退の流れ

  1. 「お世話になっております。先日内定をいただきました○○(氏名)と申します」
  2. 「先日ご連絡いただいた件でご連絡しました。たいへん申し訳ないのですが、今回の内定を辞退させていただきたくご連絡しました」
  3. 辞退理由を簡潔に伝える(「他社に入社することに決まりました」で十分)
  4. 「お時間をいただいたにもかかわらず、このようなご連絡になり誠に申し訳ございません」と謝罪
  5. 「お体に気をつけてご活躍ください」などのクロージング

メール例文①:内定承諾前の辞退

件名:内定辞退のご連絡(○○大学 ○○太郎)

○○株式会社
人事部 ○○様

お世話になっております。このたびは内定のご通知をいただき、誠にありがとうございました。

大変恐縮ですが、熟考した結果、今回は内定を辞退させていただきたく、ご連絡申し上げます。

選考を通じて御社の魅力を十分に感じましたが、自身のキャリアの方向性を総合的に判断した結果、このような結論に至りました。

お忙しい中、面接等のお時間をいただきましたにもかかわらず、このようなご連絡になりましたことを深くお詫び申し上げます。

御社の益々のご発展をお祈り申し上げます。

○○太郎
(電話番号・メールアドレス)

メール例文②:内定承諾後の辞退

件名:内定辞退のご連絡(誠に申し訳ございません)

○○株式会社
採用担当 ○○様

お世話になっております。先日、内定承諾書を提出させていただきました○○(氏名)です。

突然のご連絡となり大変申し訳ございませんが、やむを得ない事情が生じ、内定を辞退させていただきたくご連絡いたしました。

内定承諾後のご連絡となり、多大なるご迷惑をおかけすることを心よりお詫び申し上げます。選考・内定にあたりご尽力いただいた皆様に深く感謝するとともに、誠に申し訳ございません。

取り急ぎメールにてご連絡差し上げましたが、改めてお電話させていただければ幸いです。

○○太郎
(電話番号)

内定辞退でやってはいけないこと

  • 連絡なしに無断でドタキャン(メールすら送らない)
  • 嘘の理由を言う(「家族の都合で」など必要以上の嘘は不要)
  • SNSで「○○社の内定を蹴りました!」と公開する
  • 辞退メールを深夜・早朝に送る
  • 辞退後に「やっぱり入社したい」と再連絡する

エージェント経由の場合は必ずエージェントにも連絡を

転職エージェント経由で内定を得た場合は、企業への連絡と並行してエージェントにも辞退の意思を伝えましょう。エージェントが企業との調整を代行してくれる場合もあります。

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