最終更新日:2026年3月|編集部調査

転職回数が多いと本当に不利になるのか?

転職活動をしていると「転職回数が多いと不利」という話をよく耳にします。では実際、採用担当者は転職回数をどう見ているのでしょうか?また、何回以上が「多すぎる」のでしょうか?

結論として、転職回数よりも「転職の理由・背景」が重視されます。ただし、転職回数が多いほど「一社での在籍期間が短い」という事実があるため、説明力が必要になります。

年齢別・転職回数の許容ライン目安

年齢許容される転職回数の目安注意が必要な回数
20代前半(〜25歳)1〜2回3回以上
20代後半(26〜29歳)2〜3回4回以上
30代前半(30〜34歳)3〜4回5回以上
30代後半(35〜39歳)4〜5回6回以上
40代以上5〜6回7回以上(在籍期間が短い場合)

ただしこれはあくまで目安です。業界・職種によって許容ラインは大きく異なります。

転職回数が多くても評価される条件

  • 各社での在籍期間が2〜3年以上:短期離職の連続でなければ、転職回数が多くてもキャリアアップの軌跡として評価される。
  • 一貫したキャリアの方向性:業界・職種が一貫していれば「専門性を高めるための転職」と解釈される。
  • 各転職でスキルや年収が上がっている:転職のたびにキャリアアップしていれば、ポジティブな評価になる。
  • 転職理由が明確で納得感がある:「会社の事業縮小」「M&A」「会社倒産」など外部要因は特に問題にならない。

転職回数が多い場合の面接対策

転職回数が多い場合、面接で必ず聞かれる質問への準備が重要です。

「なぜこんなに転職しているのですか?」への回答例

NGな回答:「人間関係が悪かったので」「給与が低かったので」(毎回同じ理由)

OKな回答例:「各社でIT・マーケティング・営業の経験を積み、デジタルマーケティング全体をリードできる専門家を目指してきました。御社のポジションはその集大成として最適です。」

注意:1年未満での退職が複数回ある場合は特に説明が必要です。「短期離職の理由」を具体的かつ客観的に説明できるよう準備しましょう。会社都合・事業縮小・倒産などの場合は正直に伝えることがベストです。

転職回数が多い人に向いている転職エージェント

転職回数が多い場合でも、転職エージェントを活用することで非公開求人へのアクセスやキャリアアドバイスが得られます。特にdoda・リクルートエージェントは幅広い年齢・経歴の求職者に対応しており、担当者がレジュメの添削・アドバイスをしてくれます。

編集部コメント:転職回数が多いこと自体は、現代では以前ほどのマイナス要素ではなくなっています。重要なのは「なぜ転職を繰り返したのか」を自分の言葉で論理的に説明できるかどうかです。転職エージェントに職務経歴書の添削を依頼し、回数が多い場合のフォローの仕方を相談することをおすすめします。

よくある質問(Q&A)

Q. 転職回数が5回以上あると書類選考で落ちる?

A. 年齢や職種によりますが、5回以上でも書類選考で一律に落とす企業ばかりではありません。職務経歴書でキャリアの一貫性を示すことが重要です。

Q. 転職回数が多い場合、職務経歴書はどう書く?

A. 各社での実績・身につけたスキルを具体的に記載し、「転職の度に成長してきた」という流れが伝わるよう工夫しましょう。

Q. 転職回数が多い人を積極採用する業界は?

A. IT・Web・コンサルティング・外資系企業は転職回数に対して比較的寛容です。一方、銀行・公務員・老舗製造業は転職回数に厳しい傾向があります。

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