最終更新日:2026年3月|編集部調査

会社員が副業を始める前に確認すること

副業を始める前に、まず会社の就業規則を確認しましょう。副業を禁止している会社もあります(特に公務員は原則禁止)。ただし、近年は政府の「副業・兼業の促進に関するガイドライン(2022年改訂版)」により副業解禁の流れが加速しており、パナソニック・ソニー・日立製作所など多くの大手企業が副業を認めるようになっています。

厚生労働省の調査(2024年)によると、副業・兼業を認めている企業の割合は約55%(2019年比で約2倍)まで増加しています。副業元年は過去のことで、今や副業は「新常識」になりつつあります。

確認事項:①就業規則の副業条項(禁止・許可制・届け出制のいずれか)、②副業収入が年間20万円超で確定申告が必要、③公務員・金融機関勤務者は特に厳格な制限がある場合が多い

おすすめ副業10選【2026年最新・収入目安付き】

副業月収の目安初期投資難易度特徴
Webライティング3〜10万円ほぼ0円★★☆☆☆すぐ始められる・文章力がつく
Webデザイン5〜30万円ソフト代のみ★★★☆☆スキルが身につく・単価高め
プログラミング10〜50万円ほぼ0円★★★★☆高単価・需要が安定している
動画編集3〜20万円ソフト代のみ★★★☆☆需要急増・単価が上がりやすい
オンライン家庭教師2〜15万円0円★★☆☆☆時給が良い・スキル不要な科目も
SNS運用代行3〜20万円0円★★★☆☆在宅完結・需要が高い
ハンドメイド販売1〜10万円材料費★★☆☆☆趣味を収入に・スモールスタート可
せどり・フリマ2〜20万円仕入れ資金★★★☆☆スケールしやすい・資金リスクあり
インデックス投資月収ではなく長期資産形成少額から可★☆☆☆☆手間不要・長期での資産形成
ブログ・アフィリエイト0〜100万円以上月1,000円程度★★★★☆成果まで時間がかかるが不労所得化できる

① Webライティング(月3〜10万円)

クラウドワークス・ランサーズなどのクラウドソーシングサービスでライター案件を受注。初心者でも1文字0.5〜1円から始めでき、実績を積めば1文字3〜5円以上も目指せます。スキマ時間に自宅でできるため、会社員との両立がしやすいです。2026年現在、AIライティングツールを活用した高効率な執筆で月収10万円以上を稼ぐライターも増えています。

② Webデザイン(月5〜30万円)

CanvaやFigmaなどのツールを使ったデザイン副業。Webサイトのバナー制作・LP制作・名刺デザインなど案件は多様。独学でも3〜6ヶ月で案件受注可能なレベルに達する人も多いです。YouTubeやUdemyの無料・有料講座で学べるため、初期コストを最小限に抑えられます。

③ プログラミング・システム開発(月10〜50万円)

エンジニアとして働いている方は特に参入しやすい副業です。単価が高く、月20〜30万円を副業で稼ぐエンジニアも珍しくありません。Python・JavaScript・React・TypeScriptなどの需要が高いです。クラウドワークスでのシステム開発案件の平均単価は2026年で月30〜70万円程度(フルタイム相当)まで上昇しています。

④ 動画編集(月3〜20万円)

YouTuberや企業のSNS動画需要が高まっており、動画編集の需要は急増しています。Premiere Pro・DaVinci Resolve・CapCutなどのスキルで案件受注可能。TikTok・Instagram Reelsの短尺動画需要が2025〜2026年で特に急増しており、短尺動画に特化したエディターは単価が高めです。

⑤ オンライン家庭教師(月2〜15万円)

自分の得意科目を教えるオンライン家庭教師。「スタディサプリ」「Famly」「家庭教師のナデシコ」などのサービスに登録するだけで生徒とマッチングできます。時給2,000〜5,000円程度が相場で、週2〜3コマから始められます。難関大学出身者・医師・弁護士など専門職の方は特に高単価の案件を受けやすいです。

⑥ SNS運用代行(月3〜20万円)

企業のInstagram・X(旧Twitter)・TikTok等の運用を代行する副業。特に飲食店・美容院・整体院など中小企業のSNS担当不在の課題解決ニーズが高く、月3〜5万円からのスモールスタート案件も多いです。自身のSNSアカウントでフォロワー1,000人以上を作ってから営業するのが定番の流れです。

⑦ ハンドメイド販売(月1〜10万円)

minneやCreemaでのハンドメイド作品販売。利益率が高い商品設計が重要。アクセサリー・雑貨・デジタルコンテンツ(Canvaテンプレートなど)が人気です。デジタルコンテンツ(ダウンロード販売)は在庫を持たずに副収入になるため、2026年で特に注目されています。

⑧ フリマ・せどり(月2〜20万円)

メルカリやAmazonでの転売・せどり。リサーチ力と仕入れ資金が必要ですが、スケールしやすい副業です。ジャンクショップ・ブックオフ・メーカー在庫品などの仕入れから始めるのが定番です。ブランド品転売は真贋リスクがあるため初心者には避けることをお勧めします。

⑨ インデックス投資(NISA活用)

厳密には副業ではありませんが、2024年からの新NISA(年360万円まで非課税)を活用したインデックス投資は、毎月積み立てるだけで10〜20年で資産を大きく増やせる方法です。S&P500や全世界株式の平均年利は長期で5〜7%程度とされています。副業とNISA投資を組み合わせることで、複数の収入源を確保できます。

⑩ ブログ・アフィリエイト(月1〜100万円以上)

成果が出るまで1〜2年かかりますが、収益が軌道に乗れば大きな不労所得になり得ます。転職・金融・美容・旅行・保険などのジャンルで月10万円以上を稼ぐブロガーは多くいます。2026年現在、SEO(検索エンジン最適化)の難易度は上がっていますが、特定ニッチ分野(専門家ならではの視点)では依然として可能性があります。

副業で月5万円を稼ぐ最短ルート

最短で副業収入を得たい場合は、スキルを活かせるクラウドソーシング(クラウドワークス・ランサーズ)から始めるのが最も現実的です。Webライティング・データ入力・翻訳・Webデザインなど、今持っているスキルを棚卸しして案件に応募しましょう。

現職別・おすすめ副業の選び方

現職・スキルおすすめの副業期待収入(月)
ITエンジニアプログラミング・システム開発10〜50万円
営業職・コンサル副業営業・スポットコンサル3〜20万円
デザイナーWebデザイン・バナー制作5〜30万円
教師・インストラクターオンライン家庭教師・講師2〜15万円
ライター・編集者Webライティング・校正3〜15万円
スキルなし・未経験データ入力・アンケートモニター・フリマ1〜5万円
編集部コメント:2026年現在、最もコスパが良い副業は「Webライティング」と「オンライン家庭教師」です。ライティングは今すぐ始められて即収入になり、月3〜5万円は現実的なラインです。家庭教師は時給単価が高く、週3〜4コマで月5〜8万円も十分可能です。まず「今の自分のスキル」で受けられる副業から始めて、収入が安定したらスキルアップを兼ねた副業に移行するのが現実的なステップです。

読者の疑問Q&A

Q:副業が会社にバレますか?

A:副業がバレる主な経路は「住民税の増加」です。副業収入の確定申告時に住民税の納付方法を「普通徴収(自分で払う)」に設定することで、会社の経理に副業収入が把握されにくくなります。ただし、SNSでの発信や同僚への話は注意が必要です。

Q:副業の収入は年いくらから確定申告が必要ですか?

A:給与所得以外の副業所得(収入−経費)が年間20万円を超えると確定申告が必要です。20万円以下でも住民税の申告が必要な場合があります。詳しくは副業の確定申告の方法をご覧ください。

Q:副業禁止の会社で副業をしたらどうなりますか?

A:就業規則違反として懲戒処分になる可能性があります。ただし、本業に支障をきたさない範囲の副業を就業規則で禁止するのは権利の乱用として無効とされるケースも増えています。心配な場合は会社に相談するか、副業不可の職場を離れることも検討しましょう。

まとめ

副業を始める際は、まず会社の就業規則を確認し、今持っているスキルを活かせる副業から着手することが成功への近道です。継続して取り組むことで収入が安定し、本業の年収に頼らない複数収入源が作れます。

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