最終更新日:2026年4月|編集部調査

職務経歴書とは?履歴書との違い

職務経歴書は、これまでの職務内容・実績・スキルを詳しくまとめた書類です。履歴書が「基本情報のまとめ」であるのに対し、職務経歴書は「あなたが何をしてきて、何ができるか」を詳しく伝える書類です。転職において、採用担当者が最も読み込む書類が職務経歴書です。

形式は自由で、A4用紙1〜3枚程度が一般的です。多くの場合、PCで作成して提出します。

職務経歴書の3つの形式

① 編年体形式(時系列)

職務経歴を時系列(古いものから新しいもの)に並べる形式。転職回数が少なく、キャリアに一貫性がある場合に適しています。

② 逆編年体形式(逆時系列)

最も新しい職歴から遡る形式。採用担当者が直近の実績を先に確認できるため、現在のスキル・実績をアピールしたい場合に有効です。

③ キャリア別形式(機能別)

職種・スキル・担当業務別にまとめる形式。転職回数が多い・同職種での専門性が高い場合に向いています。

職務経歴書の必須項目と書き方

会社名・在籍期間・会社概要

会社名・業種・従業員数・売上規模(わかれば)・在籍期間を記載します。採用担当者が知らない会社の場合、会社規模を示す情報があると伝わりやすくなります。

担当業務・プロジェクト内容

「何を担当したか」を具体的に記載します。担当した商材・顧客・チーム規模・予算規模なども明記しましょう。

実績・成果(最重要)

採用担当者が最も注目するのがここです。数値・比較・達成率を使って実績を記載します。

例:「担当顧客の満足度を前年比15ポイント改善(70点→85点)」「チーム全体の工数を月40時間削減するExcelマクロを作成・導入」

実績が数値化できない場合:「〇〇の改善に主担当として取り組み、上位評価を獲得」「部門内の業務改善プロジェクトのリーダーを担当」など、影響範囲・役割・評価を言語化しましょう。

職務経歴書の例文(営業職)

【会社名】〇〇株式会社(IT業界/SaaS企業/従業員300名)2020年4月〜2026年3月

【担当業務】法人向けクラウドERPシステムの新規開拓営業を担当。関東圏の中小製造業(従業員50〜300名)を主要ターゲットに、年間50社以上へのアプローチを実施。

【実績】・入社2年目に新規開拓件数で社内上位10%に入賞・年間新規契約額1.2億円(チーム目標比130%達成)・顧客解約率を前年比5ポイント改善(12%→7%)

スキル・資格の記載方法

PCスキル(Excel・PowerPoint・特定ソフトウェア)、語学力(TOEICスコア等)、業務関連資格を記載します。「使用可能」「業務使用経験あり」「上級(マクロ・関数活用可能)」などレベルを明示するとより伝わります。

まとめ

職務経歴書は、「何をしてきたか」より「何を達成してきたか」を数値で示すことが重要です。A4用紙2枚程度に収め、誤字脱字なく読みやすい構成にすることで、採用担当者に好印象を与えられます。

編集部コメント:職務経歴書は「採用担当者が即戦力かどうかを判断する書類」です。業務内容の羅列ではなく「具体的な実績・数字・成果」を記載することで、ライバルと差をつけることができます。転職エージェントの無料添削は必ず活用しましょう。

よくある質問(Q&A)

Q:職務経歴書はどのくらいの長さが適切ですか?

A:A4用紙2〜3枚が目安です。経歴が短い場合は1枚でも構いません。長すぎると読まれないリスクがあるため、重要な実績に絞って簡潔にまとめましょう。

Q:職務経歴書に書く実績がない場合はどうすれば?

A:「売上改善・業務効率化・チームサポート」など、数字として出しにくい実績も言語化できます。「〜を実施した結果、チームの〇〇が改善された」という形で書くことで、成果として伝えられます。

Q:職務経歴書はすべての会社に同じものを送っていいですか?

A:基本的な内容は同じでも、応募先の職種・事業に合わせて「強調するポイント」を変えることをお勧めします。採用担当者が「この人はウチに合う」と感じられるよう、カスタマイズしましょう。

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