転職用の履歴書は新卒用と何が違う?

転職における履歴書の目的は、応募者の基本的な個人情報・職歴・志望動機を採用担当者に伝えることです。新卒用の履歴書との主な違いは、①学歴より職歴の比重が大きい、②志望動機は「なぜこの会社に転職するのか」に焦点を当てる、③自己PRは経験・実績に基づいた内容が求められる、の3点です。

履歴書の各項目の書き方

① 基本情報(住所・連絡先)

住所は都道府県から正式名称で記載。連絡先メールアドレスはキャリア向けのシンプルなアドレスを使用しましょう(プライベートなものは避ける)。

② 学歴・職歴

学歴は中学校卒業から記載(高校・大学の入学・卒業を明記)。職歴は入社・退職年月を正確に記載し、最後に「以上」と書きます。在籍中の場合は「現在に至る」と記載。職歴の間に空白期間がある場合は理由を準備しておきましょう。

③ 資格・免許

応募職種に関連する資格を優先して記載します。取得年月も明記が必要です。「普通自動車免許」などは業務に必要でない限り省略可。

④ 志望動機

転職の志望動機は「なぜ前職を辞めるのか」より「なぜこの会社でなければならないのか」を中心に書きましょう。200〜300字程度が目安です。詳細は職務経歴書に委ねてOKです。

⑤ 自己PR

履歴書の自己PRは200〜250字程度に絞り、最も伝えたい強みを一つに絞って記載します。詳細なエピソードは面接または職務経歴書に書きましょう。

手書きvsデジタルどちらが良いか?

近年は多くの企業でPC作成の履歴書が一般化しています。ただし、会社によっては手書きを指定している場合もあります。指定がなければPC作成で問題ありません。PC作成の場合、フォントはゴシック体または明朝体を使用し、統一感のあるフォーマットを心がけましょう。

おすすめの形式:厚生労働省の履歴書様式(JIS規格)をダウンロードして使うのが最もシンプルです。転職エージェントが独自フォーマットを提供している場合はそちらも活用できます。

証明写真のポイント

  • スーツ着用・清潔感のある服装
  • 背景は白またはグレーが基本
  • 3ヶ月以内に撮影したものを使用
  • スマートフォンアプリでの撮影は避け、写真館または証明写真機を利用

よくある失敗例と対処法

失敗例対処法
空白期間に何も記載していない「転職活動中」「資格取得のため勉強中」と記載
職歴の期間が不正確雇用保険被保険者証・源泉徴収票で正確な在籍期間を確認
志望動機が汎用的すぎるその会社ならではの理由を1つは盛り込む

まとめ

転職の履歴書は、誤記がなく読みやすいことが基本です。志望動機・自己PRはその会社に合わせてカスタマイズすることで通過率が上がります。転職エージェントに添削を依頼するのも有効な方法です。