最終更新日:2026年5月16日|編集部調査

【結論】内定承諾後でも辞退は法的に可能です。民法上、入社日の2週間前までであれば内定辞退ができます。ただし、企業・エージェントへの迷惑を最小限に抑えるために、できる限り早く誠実に連絡することが重要です。

内定承諾後に辞退できる?法的根拠を確認

結論から言うと、内定承諾後でも辞退は可能です。内定承諾書はあくまで「入社の意思表示」であり、法的拘束力は限定的です。民法627条では「雇用期間の定めがない場合、2週間の予告で雇用を解除できる」と規定されており、入社前の内定辞退も同様の考え方が適用されます。

注意:入社直前(入社1〜2日前)の辞退や、無断での辞退は損害賠償請求の対象になる可能性があります。可能な限り早い段階での辞退連絡を心がけましょう。

内定辞退ができるタイミング

タイミング辞退のしやすさ注意点
内定承諾直後〜1週間以内◎ しやすいできるだけ早く連絡する
入社1ヶ月前○ 可能企業側の準備に影響が出始める
入社2週間前△ 可能だが迷惑法的には可能だが誠実な対応が必要
入社前日・当日✕ 避けるべき損害賠償請求のリスクあり

内定辞退の連絡先と順番

転職エージェントを通じて転職した場合は、まずエージェントの担当者に連絡し、その後企業への連絡はエージェントが代行してくれます。自力応募の場合は直接企業に連絡します。

エージェント経由の場合の辞退メール例文

エージェント担当者への辞退連絡メール:

件名:内定辞退のご連絡

○○様
お世話になっております。○○です。
○○株式会社から内定をいただき、一度承諾のご返事をしておりましたが、熟慮の末、今回は辞退させていただきたいと思います。
理由:(例:他社からより自分の希望に合ったオファーをいただいたため / 家庭の事情が変わったため)
企業側へのご連絡・調整をお願いできますでしょうか。ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。

企業直接の場合の辞退メール例文

企業人事部への辞退連絡メール:

件名:内定辞退のご連絡

○○株式会社 人事部 ○○様
お世話になっております。先日内定をいただきました○○と申します。
一度承諾の意をお伝えしておりましたが、熟慮の末、誠に申し訳ありませんが内定を辞退させていただきたいと思います。
ご準備いただいていた中でのご連絡となり、多大なご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。
今後の採用活動のご成功を心よりお祈り申し上げます。

内定辞退後に気をつけること

  • メールのみでなく電話でも一報を入れると誠意が伝わる
  • 辞退後に同じ企業に再応募することは難しいと心得る
  • 転職エージェント経由の場合は担当者に誠実に報告する
  • 辞退の理由は「一身上の都合」で十分。詳細説明は不要
編集部コメント:内定承諾後の辞退は企業に多大な迷惑をかけます。そのため、内定を承諾する前に「本当にこの会社で良いか」を徹底的に確認することが重要です。入社前確認リストを参考に、承諾前の確認を怠らないようにしましょう。関連記事:転職 入社前に確認すべき10のこと