最終更新日:2026年3月|編集部調査

手取り20万円の年収(額面)はいくら?

求人票の「月給20万円」と「手取り20万円」は全く異なります。一般的に求人票に記載されている給与は額面(税引き前)で、そこから社会保険料と税金が引かれた後の金額が「手取り」です。

結論として、手取り月収20万円を得るには、月額面で約25〜26万円(年収約300〜312万円)が必要です。逆算のポイントを詳しく解説します。

手取りと額面の差額(控除の仕組み)

会社員の給与から差し引かれるのは大きく2種類です。

控除の種類主な内訳月額概算(月給25万円の場合)
社会保険料健康保険・厚生年金・雇用保険・介護保険(40歳以上)約38,000〜42,000円
税金所得税(源泉徴収)・住民税約14,000〜18,000円
合計控除額約52,000〜60,000円

月給25万円から約5〜6万円が引かれ、手取りはおよそ19〜20万円になります。

手取り20万円に必要な額面早見表

家族構成必要な月額面必要な年収(額面)
独身・扶養なし(20〜39歳)約25〜26万円約300〜312万円
配偶者あり(専業主婦/夫)約24〜25万円約288〜300万円
40歳以上(介護保険追加)約26〜27万円約312〜324万円

手取り20万円の生活費シミュレーション(東京都内)

費目概算金額
家賃(1K・都内23区外)約65,000〜80,000円
食費(自炊メイン)約30,000〜40,000円
光熱費・通信費約15,000〜20,000円
交通費(会社支給以外)約5,000〜10,000円
日用品・衣類約10,000〜15,000円
娯楽・交際費約15,000〜20,000円
合計約140,000〜185,000円

東京23区内では手取り20万円で貯金は難しいですが、都内の交通利便性が低いエリアや一人暮らしの工夫次第で月2〜3万円の貯金は可能です。

社会人1〜3年目の注意点:入社1年目は住民税が課税されない(前年所得がないため)ケースが多く、手取りが2年目以降より高くなります。2年目から住民税(月1〜1.5万円)が天引きされ手取りが減るため、生活費の見直しが必要です。

手取りを増やすための方法

  • 転職で年収アップ:年収300万円台から400万円台に上げれば、月手取りが3〜4万円増加します。
  • iDeCo加入:掛金が所得控除になり、手取りは若干減るが将来の資産形成に繋がる。
  • 副業(副収入):月3〜5万円の副業収入で実質的な手取りを増やせる。
  • 会社の福利厚生活用:住宅手当・食事補助・交通費支給などを最大活用する。
編集部コメント:「手取り20万円にするには何円稼げばいいか」は転職活動で非常に重要な視点です。求人票の額面に惑わされず、税後の手取りで生活水準を考えましょう。転職時は「月給◯万円以上(手取りベースで)」と条件を明確にしてエージェントに伝えると効果的です。

よくある質問(Q&A)

Q. 手取り20万円は年収いくら?

A. 独身・20〜39歳の標準的なケースで、年収(額面)約300〜312万円が目安です。

Q. 「月給20万円」の求人の手取りはいくら?

A. 月給(額面)20万円の場合、手取りは約16〜17万円程度になります。手取り20万円より3〜4万円少ない点に注意しましょう。

Q. 手取り20万円で一人暮らしはできる?

A. 地方や家賃の安いエリアであれば十分可能です。東京都心部では節約が必要ですが、不可能ではありません。

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